衣替えの前に!夏服のお手入れ方法

夏服

衣装ケースを開けたら、お気に入りの夏物の服が黄ばんでいて、がっかりした経験はありませんか?

そういう服に限って、一番のお気に入りだったり、ブランド品だったりしますよね。

 

この黄ばみの原因は、繊維の中に残った汗や、皮脂の酸化が原因です。

黄ばみにならないためには、夏が終わりに近づいたこの時期の手入れが大切のようです。

 

今回は秋前におすすめする夏物衣料のお手入れ方法についてまとめました。

 

シャツ・ブラウスのお手入れ

直接肌が触れるシャツやブラウス、スポーツウェア等の時間が経ってから出てくる黄ばみや臭いは、繊維に残った汗や皮脂が酸化したものです。

これは、夏の最後の洗濯できちんと洗い落とせば大丈夫!

 

やり方は、漂白剤を使ったつけ置き洗いがおすすめです。

 

●つけ置き洗い●

①たらいなどに40℃のお湯をはる。

※洗剤に含まれる酵素が最も活性化する温度が40℃といわれています。

 

②洗濯機1回分の洗剤を入れて濃い洗濯液をつくる。

 

③この中に液体酸素系の漂白剤を加えて、シャツなどを約30分~2時間ほど浸す。

※特に汚れの目立つ袖や襟には、部分洗いの洗剤をつけておく

 

④たらいの水をそのまま洗濯機に入れて、普通に洗う。

 

スカートなどの薄手の衣料のお手入れ

薄くて軽いスカートなどは、シャツ・ブラウスの時に作った、たらいに洗剤を入れた洗濯液を使用するまでは同じです。

その洗濯液の中で、細い繊維がよれないように、40回ほど泳がせるようにして洗います。

そしてすすいだ後は、タオルに挟んで、軽く押して水分を吸い取るとしわになりにくくなります。

最後に形を整えて陰干しすれば、風合いを保てるようです。

 

帽子のお手入れ

帽子は化粧が付着しやすい内側や手で触れるつばの汚れが目立ちますよね。

そのような汚れには、部分洗い用洗剤を湿布し、ネットに入れて洗濯機で洗った後、型崩れしないように手で縫い目を引っ張り、内側に洗濯ネットなどを入れて形を整え、風通しの良い場所で乾かします。

 

 

羽毛の肌掛け・綿毛布のお手入れ

寝汗をたっぷりと吸った羽毛の肌掛けや綿毛布は、屏風(びょうぶ)のように折りたたんでからロール状に丸めてネットに入れて、浮き上がらないようにしっかり浸してから洗濯をします。

羽毛の肌掛けは、干している途中で何度かたたくと羽毛がほぐれて仕上がりにムラがなくなります。

綿布団は干す前に、洋服ブラシで一方向になでると表面がふんわりと仕上がります。

 

 

まだまだ暑い日が続いていますが、あっという間に秋も近づいてきています。

お気に入りの夏物をしまう前にはぜひ、参考にしてみてくださいね!

 

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