自律神経を整えよう
皆さまこんにちは。
普段、なんとなく調子が悪い、疲れが取れにくい…と感じることはありませんか?
もしかすると、その原因は自律神経の乱れにあるかもしれません。
自律神経を整えて、心身ともに健やかな毎日を過ごしましょう。
自律神経とは?
内臓の働きや代謝、体温などの活動を調整するために、みなさんの意思とは関係なく24時間働き続けている神経です。
昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があり、これらが互いにバランスを取りながら身体の状態を調節しているのです。
その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」。不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、心や体にさまざまな不調が現われます。
\プチセルフチェック☑/
3個以上当てはまる項目がある方は、自律神経が乱れている可能性があります。
□ 朝、気持ちよく起きられないことがある
□ なかなか疲れが取れない
□ 頭がすっきりしない(頭が重い)
□ 手足が冷たいことが多い
□ 胸が締め付けられる、または胸がザワザワする感じが時々ある。
□ 肩こりや腰痛がなかなか治らない。
□ めまいや耳鳴りを感じることがある
□ 立ちくらみをよく起こす
□ 気候の変化に弱い
□ 人間関係や仕事など環境の変化があった
自律神経を整えるために
目覚めたらコップ1杯の水を飲む
水を飲むと胃がふくらみ、反射的に大腸が収縮するので、便を直腸へ送り出す“胃・結腸反射”という動きが起こります。
胃腸を目覚めさせて活性化することで、自律神経のスイッチが入りやすくなります。多少勢いよく、一気に飲むのがコツ。
軽い運動をする
適度な運動は自律神経を整えるのに効果的。
ウォーキングやラジオ体操のような全身をリズムよく動かす運動を定期的に行うと、心肺機能が強化され、筋肉量の保持・強化につながります。
姿勢も良くなって血流が促進され、疲れにくく、疲れても回復が早くなります。
「タッピング」で血流促進
一日の緊張や疲労をオフするには、顔や頭のツボを軽くたたく「タッピング」が効果的。
人さし指、中指、薬指の腹を使って、頭から顔全体を、一定のリズムで優しく叩くことで副交感神経を活性化させ、体に負担をかけることなく血流を促進できます。
頭部→眉間→眉の下→目の周辺→鼻の下→あご周辺の順に、心地よく感じる場所をゆっくりタッピングしてください。30秒~1分ぐらいを目安に行いましょう。
快適な室温と湿度を保つ
室温が高すぎれば必要以上に汗をかき、湿度が高いと手足からの熱放散が妨げられて眠りを邪魔します。湿度は通年で50〜60%を心がけましょう。
室温は夏なら26℃前後で、早めに冷房をかけておくこと。冬は20℃前後を目安に調整を。室温が急変して目が覚めないよう、朝まで一定に保つことも重要です。
いかがだったでしょうか。
自律神経の乱れに心当たりのある方は、ぜひ出来ることから始めてみて下さい。