ミネラルについて その2
ミネラルを含まない水は?
ミネラルを含まない水は、空気中に放置しておくだけで空気中のイオンを吸い込んで安定しようとする性質を持っています。
ミネラルの入っていない水を人間や動物が飲めば、体内のミネラルイオンが奪い取られてしまうので、その防御のために水を体外に排出しようと、下痢などの症状を起こしてしまいます。
この様な理由からも何らかのミネラルイオンが含まれている水のほうが、身体には良いということがわかります。
身体に障害が起きる?
また、ミネラルを含まない水を長期間飲用した場合、身体に障害が起きる可能性が出てきます。
特にカルシウム分を含んでいない水は、長期に渡って飲み続けると、骨がボロボロになってしまうことがあります。
船乗りの人たちは航海中、海水を淡水化して飲料水にしていますが、決してそのまま飲んだりせずに、必ずカルシウムなどを含んだ錠剤と一緒に飲むなどして対応しています。
体型等で個人差はありますが、人間は身体から毎日およそ2.5リットルの水分を排出しているため、代謝で作られる水(代謝水=体内で糖質や脂肪が燃焼してできる水)以外に、およそ2リットルの水分を食事・飲料などから摂取するのが理想的だといわれています。
したがって、ミネラル成分をバランスよく含んだ水を摂取することは身体にとってとても重要なのです。