おいしい水ってどんな水?
本来、水は無味無臭です。
雨水を調べてみても蒸留水に近く、ミネラル成分などほとんど含んでいません。
ですが、水を飲んだ時、なぜか違いがでできます。
今回は、おいしい水について調べてみました。
おいしい水の基準
雨水は地球上に降った後に、いろいろな地質層や岩石層の狭い隙間に浸み込んで、ミネラル成分(カルシウム・マグネシウムなど)を溶かし込みます。
ミネラル
水に味があるということは、純粋なH₂Oではなく、鉱物分などを溶かし込んでいるからなのです。
天然ミネラル水の中には、岩盤の鉱物、苔や藻などの微生物など実に500種以上の物質がほどよく溶け込んでいます。(もちろん、微生物が多量に存在するような水は飲料に適しません。)
硬度
水には軟水と硬水があり、水に含まれているミネラル成分(カルシウム、マグネシウム)の含有量によって分けられます。
1リットル中100mg以下は軟水、200mg以上が硬水とされています。
この硬度は水のおいしさを決める大きな要素の一つです。
では、おいしい水とは、一体どんな水でしょう。
一般的なおいしい水の基準を見てみましょう。
おいしいお水の秘訣!7項目
水のおいしさは以下の7つの項目によって決められています。
水質項目 | 内容 | おいしい水の基準値 | クリクラの基準値 |
---|---|---|---|
蒸発残留物 | カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム・鉄・マンガンなどのミネラル量。程よく含まれていると味がまろやかになり、多すぎると渋みや苦みを感じる。 | 30~200mg/L | 40~80mg/L |
硬度 | カルシウム・マグネシウムの含有量のことで、ミネラルの主成分。硬度の低い水はクセが無く、硬度が高くなりすぎると好き嫌いが出やすい。 | 30~200mg/L | 29.7mg/L |
遊離炭酸 | 水に溶けた炭酸ガスのことで、たくさん含まれていると炭酸飲料のような刺激感を与える。 | 30~200mg/L | 検出されない |
過マンガン酸カリウム消費量 | 水中の有機物濃度の指標となる数値。これが多いとカビ臭等の異臭異味を与える。 | 30mg/L以下 | 30mg/L以下 |
臭気度 | 測定する水を無臭の水で希釈し、無臭になった時の希釈倍率をいう。 | 3以下 | 3以下 |
残留塩素 | 消毒殺菌に使用された後に残っている残留塩素量。水道法では蛇口から出る水に0.1mg/L残留することが定められている。 | 0.4mg/L以下 | 検出されない |
水温 | 10℃~15℃の水は人に最も清涼感のあるおいしさを感じさせるといわれる。 | 20℃以下 | 5℃前後(冷水) |
クリクラは、RO膜(逆浸透膜)でろ過したピュアな水にミネラル成分をバランスよく加えた水です。
上記の表で分かるように「おいしい水」の基準の7つの項目をクリアしています。
暑さが続きますので、水分補給を積極的におこない、この夏をおいしく健康的に過ごされてください。