バナジウム水って??
クリクラがご提供する天然水ブランド“クリクラミオ”のお水でもある「バナジウムを有する天然水」のことはご存知の方も多いと思いますが、このバナジウムにどのような効用があるかを正確に知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回はバナジウムについての情報を発信します。
そもそもバナジウムとは?
バナジウムは1831年にスウェーデンのセフストレームで採掘された鉱石の中より発見されました。スカンジナビア伝説の「愛と美の女神バナジス」にちなんでバナジウムと名付けられました。
当初は特に注目されるミネラルではありませんでしたが、1985年にアメリカの研究所で、バナジウム水溶液を人為的に高血糖症にしたラットに与えたところ、血糖値が正常値に戻ったとの報告が世界的に注目されるようになりました。
これを契機に研究が進み、バナジウムは細胞分裂促進作用、発ガン抑制及び抗ガン作用、肥満細胞からのヒスタミン遊離促進、コレステロール合成阻害などの働きがあることがわかりました。
日本では富士山麓のバサルト層と呼ばれる玄武岩の地層を流れる伏流水には、他の水系の50倍から100倍の濃度で含まれていることがわかりました。これを商品化したのが先の商品です。
日本食にも多く含まれるバナジウム
ここでバナジウムはこの水にしか含まれていないという感覚に陥りますが、実は食品の中にも多く含まれています。ミネラルのバナジウムの発見が遅かったのと、効用が発見されるのに時間が掛ったことがバナジウムの啓発に時間が掛ったようです。
食品では多く含まれているのがワカメや昆布です。干した物で100g当り600μg含まれています。また、抹茶が150μg、大豆が46μg、牛乳が35μg含まれています。
ここで注目したいのはワカメや昆布、大豆、抹茶などは日本人が昔からよく食べてきた食品だということです。
昔の人はバナジウムというミネラルの名前は知りませんでしたが、身体に良い物は生活の知恵や伝承で教えられ食べ続けてきました。
戦後の食事の欧米化による肉食中心の食生活の結果、日本人は栄養状態が良くなったのと裏腹に三大成人病も多くなり、ガン、高血圧症からの脳卒中、心筋梗塞が三大死因になってきました。平均寿命が延びたのは食生活が向上したことに起因しますし、また、成人病が増えたのも同じです。
要はバランスよく日本人の特有な食べ物と洋食を組み合わせる事が大切なようです。
今回は最近よく耳にするバナジウムについて情報をお届けしました。