ごはん、美味しく炊けますか?

白米 

今回はワンランクアップの炊飯のコツ、クリクラを使った美味しいご飯の炊き方を項目別にレポートします。

お米の選び方

ブランド米から標準米まで様々あり、ブランド米の方が美味しいのは当然ですが、特売の価格訴求に釣られる前にちょっと注意したいのが、玄米から精米した日にちの確認です。

スーパーで売っているお米には必ず精米日を表示してあるので、できるだけ精米後二週間以内を選ぶようにしましょう。

お米も生ものですので、精米してから日にちが経つと、鮮度劣化が始まり味が落ちます。

お米の保存

せっかく精米日を確認し購入したのに袋のまま台所のシンクの下に置きっぱなしでは意味がありません。
おすすめの保存方法はペットボトルを利用して保存する方法です。

2リットルのペットボトルにお米を保存し、しっかり密閉して冷蔵庫の野菜室で保存します。この方法が一番鮮度劣化を防ぐことができるそうです。

正確に量る

炊飯する時に計量カップで量り、お米を研いで炊飯釜の目盛で水加減を合わせる人が多いと思います。
このやり方の盲点は炊飯器取付の計量カップで量るお米の量が不正確になり、水の量の設定と誤差が出てしまう点です。
計量カップに軽くとって量ると、お米とお米の隙間があり、炊飯器設定の水の目盛に対して、お米が不足してしまうケースが多くあります。

コツは計量カップに米を入れて、平らな面でトントンと打ち付けて空間を埋めると正しい計量ができます。

洗米のコツ

昔は米を「研ぐ」といわれましたが、現在は精米技術が上がり、ついている糠を取る程度の洗米の方が美味しく炊けます。

昔は掌で、こするように研げといわれましたが、現在は三合程度の洗米なら二回程度の洗米で十分のようです。

ちなみに洗米の二回目・三回目に白く、薄く残るにごりはデンプンが水に溶けたものです。
透き通るぐらいまで洗米すると、かえって旨味まで洗い落とすことになりますので、現在売られているお米なら、二回程度の洗米で十分です。

 

更にオススメは、クリクラを使用した炊飯です。

どうしても水道水にはカルキ(塩素)が入っていますし、集合住宅型の住居では一度屋上まで水を上げて溜めてから供給しますので、臭いなどが気にかかる方も多いですよね。

そのようなこともあって、クリクラをお使いの方もいらっしゃると思いますが、ご飯の炊飯こそクリクラにお任せ下さい。

クリクラは軟水(硬度29.7)で炊飯に適したお水ですし、最新鋭技術の逆浸透膜でろ過し、ミネラルをバランスよく配合していますので、安心してお使いいただけます。
その上、水の粒子が小さくなっていますので、ふっくらと美味しく炊けます。

ぜひ、試してみて下さい。

 

この場合、気をつけていただきたいのは洗米の時点からクリクラを使って洗米するのがポイントになります。
お米は洗米の時点から水分を吸収し始めていますので、水道水に比べて高価な水ですが、美味しいものをいただく為には、ぜひ、最初の洗米からお使い下さい。

浸水30分を忘れずに

洗米が終わったら炊飯になりますが、ここでのポイントは30分間は我慢して水分がお米に浸透するのを待つことです。

ある実験ではブランド米と標準米を洗米後すぐに炊飯したご飯と、30分間浸透させて炊飯したご飯の食味試験をしたら、洗米後すぐに炊飯したブランド米は30分間待って炊飯した標準米に劣ったそうです。

ふっくらもちもちの炊き立てご飯は洗米後30分間の浸透がポイントです。

炊飯器の力

IHの炊飯器が多くなりましたが、この炊飯器は火力も強いので炊飯には適しています。

ここで気をつけていただきたいのは炊飯器の炊飯能力の7掛けを標準にして炊飯器を選ぶことです。
家族構成で一回当たり三合を炊くケースが多い世帯の場合のオススメのサイズは五合炊きの炊飯器となります。
つまり、美味しく炊く為には炊飯器の炊ける最大値を炊かないということになります。これも忘れないで下さい。

保存

最新鋭のIHの炊飯ジャーで炊いても、炊飯器でのご飯の保存は1時間と思っておくといいと思います。
一流の料理屋さんは電気保存ジャーを使わないことをご存知でしょうか。

ジャーの特性上保存1時間後から食味は劣化していきます。一流の料理人さんは必要な分だけのご飯を炊き続けています。
便利なジャーですが、ジャーの限界も理解しておくといいと思います。

オススメは市販の冷凍保存ケースを使い、炊飯後速やかに冷凍保存し、必要な時にその都度冷凍することです。電子レンジもIH炊飯器もマイクロ波を使って摩擦熱で温める(炊飯)わけですので、きわめて炊き立ての味が冷凍ご飯で復元することができます。

また、「浸水30分」の項目をやろうとすると、仕事から帰って夕食の準備をする時に、30分間は炊飯器のスイッチを押せないことになります。

つまり、洗米から出来上がりまで1時間30分はかかる料理が美味しいご飯だということになります。
働いている奥様に、こんなことは要求できませんよね。こんなことを解決するのが冷凍ケースを使用した炊き立てご飯の保存です。

ぜひ、一度お試し下さい。

 

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