災害への備え【備蓄水】について
東日本大震災から今日3月11日で丸5年。
改めて、震災で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、復興が少しずつでも進んでいくことを願います。
さて、この3月11日は、多くの方にとって防災について見直す日でもあると思います。
これまでも何度かご紹介してきましたが、今日は「災害時のお水の備え」について、改めて書きたいと思います。
災害時には、電気・ガス・水道などのライフラインが思いがけず止まってしまうことがあります。私たちが生活していくうえで欠かせないお水。
まず一番欠かせないのは、「飲料水」としてのお水ですが、他にも「トイレ用」や「衛生用」など、様々なシーンでお水が必要となります。
災害時に必要な備蓄水の量(目安)
もしもの時に備え、日頃から備蓄をしておくことの重要性は震災以降、改めていろいろなところで耳にされていると思います。
しかし、実際に用意する際、どの程度の量を備蓄しておくのが適切なのか、ピンとこない方は多いと思います。
地震災害の場合、最低限用意しておくべき水の量は、3日分と言われます。
1日に必要な水の量は、一人あたり3リットル。
つまり、災害時には一人あたり9リットルの備えが必要です。
仮に4人家族の場合は、
9リットル × 4人分 = 36リットル
5人家族の場合は、
9リットル × 5人分 = 45リットル
の用意が必要です。
これは、飲食用として私たちが必要とする水分量の目安であり、トイレ用・衛生用などの利用があることを考えると、さらに多めに蓄えるべきと言われています。
いつ、どこで起きるかわからない恐ろしい自然災害。
自分の為、そして大切な家族の為にも、今一度、災害時の備えについて見直したいですね。