世界文化遺産『万田坑』に行ってきました!
6月が終わろうとしていますが、なんだか、梅雨入りが遅くて6月っぽくないお天気でしたね。
さて、そんな中クリクラ南九州では、社内レクレーションで熊本県荒尾市にあります『万田坑』に行ってきました!
熊本県民の方はご存じの方も多いかもしれませんが、皆さん『万田坑(まんだこう)』は知っていますか?
『万田坑』は2015年に世界文化遺産に登録された炭鉱の遺構です
『万田坑』は、熊本県の荒尾市にあります。
明治から大正、昭和にかけ、日本ではエネルギーの大半を石炭に頼ってきました。
その当時、荒尾市と福岡県大牟田市にまたがって『三池炭鉱』という炭鉱が存在し、日本の産業発展を牽引してきたそうですが、万田坑は、その三池炭鉱の中でも主要な坑口の一つだったそうです。
そんな日本の近代化を支えた万田坑ですが、昭和後期にはエネルギー革命を迎え、石炭が主流の時代から石油や天然ガス等へ転換していったことで、1997年3月、ついに閉山してしまったそうです。
しかし、万田坑では当時の施設や設備が良好な状態で残っていることから、日本の産業発展に貢献した炭鉱施設のシンボルとして、現在でも大切に保存されています。
レンガ造りの歴史ある建物・・・ガイドさんに案内していただきました!
私が万田坑に着いてまず感じたのは、レンガ造りの建物がかっこいい・・・歴史を感じる建物は風情があって良いなと思いました。
外観だけではありません。
当時の施設がそのまま残されている万田坑は、炭鉱マンたちが使用していた機械設備、作業場や浴室まで、当時の様子がリアルに感じられて見ごたえがありました。
加えてガイドの方からは、当時、危険も伴う過酷な状況の中、採炭作業に命がけで尽力した炭鉱マンたちの様子をお話しして頂きました。炭鉱マンと言っても男性だけではなく、多くの女性も働いていたそうです。
その採炭のおかげで、今日の日本の発展があるんだと思うと、当時の人々に本当に感謝ですね。
映画『るろうに剣心』のロケ地としても有名
2014年に公開された佐藤健さん主演の映画『るろうに剣心~京都大火編~』では、撮影場所の一つとして、万田坑が使用されたそうですよ!
江口洋介さん演じる斉藤一の率いる警察隊が、藤原竜也さん演じる志々雄真実のアジトに攻め込むシーンで登場するみたいです。
気になる方は一度観てみられてはいかがでしょうか。
また、ぜひ万田坑に直接足を運んでみてください☆
<万田坑/万田坑ステーション>
熊本県荒尾市原万田200-2
TEL 0968-57-9155
*万田坑見学に関する詳細はコチラ*
【荒尾市公式HP】 http://www.city.arao.lg.jp/mandako/