コーヒーはからだに良いらしい

コーヒー豆

趣向品の「コーヒー党」と「お茶党」を分けるとどちらが多いのでしょうか?

想像ですが、コーヒー党は男性が多く、お茶党は女性が多いのではないでしょうか?

私は大のコーヒー党で、だいたい一日あたり4杯はいただいています。
子供の頃は、コーヒーは体に良くないと言われて、隠れてインスタントコーヒーを飲んでいました。

そもそも、コーヒーはコーヒー豆を焙煎して黒く焦がしていますので、焼魚などの焦げ目と同じで、発ガン性があると疑われていましたが、最近はどうも体に良いのではないかという情報が多いようです。

そこで、世のコーヒー党の名誉を守ることも含めて、コーヒーは体に良いらしい…情報を集めてみました。

コーヒーとは

コーヒーの原産国はアフリカエチオピアです。
この褐色の液体をイスラム教の聖職者が秘薬として飲んでいたのが、ヨーロッパに伝わり約400年前から広く飲まれるようになったそうです。

昔は医学的な検証はありませんが、イスラム聖職者が飲んでいたのは、やはり薬として効用があったからだと思います。

国立がん研究センターによる肝臓がんの調査によりますと、コーヒーを毎日1杯から2杯飲む人の肝臓がん発症率は、コーヒーをまったく飲まない人の発症率の2分の1しかないそうです。
さらに毎日5杯以上飲む人は、まったく飲まない人に対して4分の1に低下するそうです。

同じように愛知県がんセンターの頭頸部(とうけいぶ)がんの調査でも、コーヒーを一日3杯以上飲む人のがん発症リスクは、1杯未満の人に対して40%低かったそうです。

コーヒーの効果とは

では、がんの発症を押さえる効果があると思われる成分は何かと掘り下げてみますと、コーヒーが持っている抗酸化作用のあるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」がどうも効果があるようです。(これは現在世界中で解明にむけ研究中です)

また、この「クロロゲン酸」は血糖値の上昇をおさえる効果もあります。

米国ハーバード大学がおこなったオランダでの調査では、17,000人の男女で一日4杯以上のコーヒーを飲む人の糖尿病の発症リスクは、2杯以下の人の半分だったという研究が発表されました。

「クロロゲン酸」が、がんや糖尿病の発症予防に効果がある研究は現在解明中ですが、「クロロゲン酸」が酸化反応や炎症を抑える役割をして、細胞を保護してがん化を防いだり、糖質を分解する酵素の働きを抑制して血液に含まれるブドウ糖の濃度上昇を抑えたりすることにより、糖尿病の発症を防いでいるのではないかと考えられています。

コーヒーの危険性?

こうやって調べていくと「コーヒーって魔法の飲み物!!」
筆者が元気なのは、きっとコーヒーのおかげだ…と自己満足におちいってしまいますが、いくら体によいと言われても飲み過ぎ摂り過ぎは禁物です。

コーヒーやお茶には、神経興奮作用のあるカフェインが含まれています。
個人差はありますが、一日あたり0.5グラムから1.0グラムを超えると、心臓や血管を傷める可能性があるそうです。

この0.5グラムから1.0グラムというのは、通常のコーヒーカップで5杯から10杯程度になります。

そうするとだいたい一日あたり5杯までが良く飲んでも制限の領域のようです。

私もその程度なので安心しました。

 

朝起きたてのコーヒー、ひと仕事後のコーヒー、食後の一杯どれも至福の香りと安らぎの一杯ですよね。
そんなひとときを味わえる上、健康管理にも役立つコーヒーは素晴らしい飲み物ですね。

 

では今回のまとめを箇条書きで、

  1. コーヒーには抗酸化作用のポリフェノールが含まれていて細胞や糖の吸収を抑制し、その効果でがんや糖尿病の発症リスクが改善する可能性がある。
  2. コーヒーはゼロカロリーだが、お砂糖やミルクを使うとカロリーがあるので飲みすぎないように注意する。
  3. コーヒーを良く飲む人は肌の老化が進みにくい。
  4. コーヒーにはカフェインが含まれているので、一日あたり5杯までが適量。

 

最後に、我家ではコーヒーをドリップする時のお水は当然クリクラの水です。
自然の苦味、すっきりとした渋み、ほのかな甘みが味わえます。それはクリクラ水が製造時に水の粒子を細かくしているからです。

したがって浸透が極めて良くなっています。その特徴が、コーヒーやお茶に最適です。

冬が到来し寒くなったので、一日の節目に温かいコーヒーをお楽しみください。

 

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