今年こそは禁煙する!とお思いの方に
今回の情報は今年こそタバコをやめたいとお思いの方も多いのではと思いまして、禁煙情報をお知らせします。
弊社の社員Aも、たまたま1週間入院することになり、この機会にと生涯〇回目の大チャレンジをしましたが、退院1週間で残念ながらリタイアしました。
本当に禁煙するって難しいですね。
喫煙者の4人に1人が本当はタバコをやめたい思っている!?
大手製薬会社F社が、全国の喫煙者7000人に喫煙状況の調査をしたそうです。
その中で「過去1年間に禁煙に挑戦した」と答えた人が、全体の27.8%だったそうです。
つまり、喫煙者の4人に1人は本当はやめたいと思っていることになります。
さらに、この27.8%の人の内、実際に禁煙にチャレンジして成功した人は500人ほどだったそうです。
つまり、やめたいと思ってチャレンジして、約7割の人が禁煙に失敗しているそうです。
タバコをやめられない一番の理由はニコチン依存症による禁断症状よりも、ストレスやイライラを解消したいが為の、ニコチンによる快楽経験がタバコを吸いたいという欲望になり禁煙を阻害するからだそうです。
そこで、もらいタバコなどで1本吸うと、禁煙を自ら破った自己嫌悪と重なり、更にストレス等の増加がやってきて、とうとう喫煙を再開する羽目になります。
愛知県がんセンター研究所田中英夫部長著作の「禁煙ポケット手帳」では、禁煙法として「四匹カエル禁煙法」を提唱していますので紹介します。
この「四匹カエル禁煙法」は
- 喫煙のきっかけになる生活空間を改善する「環境を変える」
- 喫煙と密着している生活習慣を変える「行動パターンを変える」
- 吸いたいという気持ちをコントロールする「気持ちを置き換える」
- 思い込みで作られたタバコのプラスイメージを「ぬりかえる」
の四つのカエルです。
では具体的に、この四匹カエルを紹介します。
禁煙四匹カエル
1.環境を変える
- ライターや灰皿などの喫煙機具を処分する
- タバコが吸いたくなる場所(飲み屋など)を避ける
- タバコを吸う人のそばに近づかない
- タバコを購入できる場所に近づかない
・机の上に禁煙立札を置くなど、自分が禁煙していることを周囲に告げる
2.行動パターンを変える
- 朝起きたら、すぐにタバコを吸っていた人は洗顔など朝の支度の準備を整える
- 食事の後、長く座ったままでいない
- アルコールやコーヒーを控える
- 夜更かをしない
3.置き換える
- タバコを吸いたい時、イライラする時などは深呼吸をする
- 更にタバコが吸いたい時、イライラする時などは水を飲む(ぜひ、クリクラを)
- 口寂しい時は糖分の少ないガムなどを噛む
- 手持ちぶさたの時は家の片付け、庭掃除などをして癒しの時間を作らない
- タバコが吸いたい時に気分転換で音楽を聴いたり、シャワーを浴びて気分転換のルール化をする
4.タバコのイメージをぬりかえる
- タバコはストレスをやわらげる → 離脱症状が一瞬消えるだけでかえってストレス状態をつくる
- タバコを吸っていると男らしく(女らしく)みえる → テレビ、映画などを通して作り上げられた販売手法
- 食後の一服は至宝だ → 食事の間にニコチン切れひどくなったから美味しく感じるだけ
- 軽いタバコなら健康に悪くない → タバコはニコチンだけでなく煙の中に多くの発ガン物質が含まれる
以上が田中英夫先生提唱の田中式四匹カエル禁煙法でした。
以前、筆者の事例を紹介しましたが、私は愛娘からの指摘と先輩からの喫煙リスク情報、そして、初期の辛い時にクリクラを飲んで喫煙願望に耐えて禁煙することができました。
特に、私の場合はタバコを吸いたくなった時の「クリクラ水」は効果がありました。
逆にコーヒーは一服したくなってしまいますので、気をつけてください。