室内での熱中症対策
最近ニュースでもよく取り上げられていますが、今年の夏は殺人的な暑さと言われているそうです。
9月に近づき、暑さも少しは和らいではきましたが、このような時でも気をつけなければいけないのが、熱中症です。
外出時になってしまうイメージの熱中症ですが、実は室内でもかかりやすいということをご存知でしょうか?
今回は、室内の熱中症対策についてまとめました。
熱中症とは
熱中症とは、体温の異常な上昇や水分不足などが原因で起こる健康障害のことです。
主に高温環境下で起こりやすく、症状としてはめまいや吐き気、けいれんや失神等、軽度なものから重度なものまで様々あり、熱中症が原因で死亡してしまうケースもあります。
高温環境下と聞くと、日差しが強い外をイメージしやすいですが、熱中症の原因が体温の上昇や水分不足からくるものならば、室内であっても安心することは出来ません。
「家の中にいれば大丈夫」と油断しすぎないことが真夏ではとても大切です!
室内の熱中症対策
1.こまめな水分補給
「のどが乾いた」と感じた時には、すでに体の水分は不足している状態です。
特に、入浴中や睡眠中にはいつの間にか多くの水分を消費しています。
入浴前やお休み前には、最低コップ1杯分の水分補給を忘れないようにしましょう。
また、水分と共に塩分や糖分補給も熱中症対策には必須となりますので、塩飴や梅干しなどを食べるのも良いですし、塩分と糖分が両方含まれたスポーツドリンクなどでも、手早く補給できるのでおすすめです。
2.エアコンをつける
体温の上昇を防ぐためには、まずは室内の温度と湿度環境を整える必要があります。
温度を下げすぎても、かえって体に負担をかけてしまうので、適切な温度管理が重要です。
また見落としがちなのが湿度で、高すぎると発汗による体温調節がしづらくなり、熱中症になってしまう危険性が高まります。
エアコンの風で体が冷えるのが苦手の方や、節電でエアコンは使いたくないという声もありますが、熱中症で倒れてしまう前に、エアコンを使って早めの対策を行いましょう。
3.カーテンを活用する
カーテンには、熱の侵入や熱線を遮る、遮熱・遮光カーテンなど様々な種類のものがあります。
日差しが強い時間帯にカーテンを閉めておくだけで、室内の気温上昇を防いでくれるので、すぐに取り入れられる熱中症対策です。
また、レースカーテンやグリーンカーテンなら、日中程よく部屋に明るさを入れながら、暑さを和らげてくれるので、こちらもおすすめです。
いかがだったでしょうか?
そのほかにも毎日のバランスの良い食事や十分な睡眠をとる習慣をつけることも、熱中症対策には有効です。
まだまだ暑い日が続きますが、暑さに対して工夫をしながら夏を乗り切りましょう!