硬水と軟水の違い
水は大きく分けて「硬水」と「軟水」に分類することができ、味や効能に違いがあります。
言葉は聞いたことがあっても、具体的な違いはわからない、という方へ、今回はそれぞれの特徴をまとめました。
硬水と軟水の違いは?
まず、硬水か軟水かの基準は、「硬度」の数値によって決まります。
硬度とは、水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量によってわりだされます。
分類 | 硬度(mg/L) |
---|---|
軟水 | 0~50 |
やや軟水 | 51~100 |
やや硬水 | 101~150 |
硬水 | 151以上 |
この硬度の数値によって、硬度の高いもの(101mg/L以上)が硬水、低いもの(100mg/L以下)が軟水とされています。
硬水はカルシウムが多い為、独特な苦みがある少し重めの味になっており、軟水はさらっとした柔らかい飲み口となっています。
クリクラのお水は硬度30mg/Lの軟水!
クリクラのお水は、硬度30mg/Lの軟水です。
口当たりがなめらかな飲みやすい味となっています。
ちなみに、日本の水道水はそのほとんどが軟水の為、昔から日本人には軟水が慣れ親しんでいるといわれています。
硬水と軟水、それぞれに適した使い道は?
硬水と軟水では味も効果も異なります。下記にそれぞれに適した使い道をご紹介します。
分類 | 適した用途 | 水の味 |
---|---|---|
硬水 | 鍋物・肉料理・スポーツ後の飲料・便秘対策・洋風だし | 独特な苦みがあるどっしりとした味 |
軟水 | 緑茶・紅茶・コーヒー・野菜料理・日本料理全般・和風だし | さらっとした柔らかい味 |
それぞれ適した用途がある為、使い分けることによってより料理の味を引き立たせたり、健康維持に役立てることができます。
ぜひ参考にしてみてください。