善玉菌で腸年齢を改善するには・・・
みなさんこんにちは!
今回の情報は、前回の続きで、腸年齢改善のレポートです。
前回は腸年齢は善玉菌と悪玉菌のバランスで善玉菌の比率が高いほど若い傾向にあること、また腸年齢の若返りには、ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌や乳酸菌を効果的に摂ることが重要だとレポートしました。
今回は、その善玉菌の種類と効果、またそれを含む代表食品をレポートしてみました。
ぜひお役立てください。
主な「善玉菌」と期待される効果
①ビフィズス菌BB536株 乳酸菌
この菌は酸に強く、生きたまま腸に届くことができ、腸内で強い殺菌力を持つ酢酸を作り出す機能があります。
この機能により整腸作用、インフルエンザ発生予防、アレルギー症状の緩和などが期待できます。
(主に含まれている商品)森永ビヒダスプレーンヨーグルトBB536
②ガセリ菌SP株 乳酸菌
2年前の英国の栄養雑誌に発表された研究では、ガセリ菌SP株という乳酸菌を含むヨーグルトを12週間食べた人と、そうでないヨーグルトを食べた人では、食べた人の内臓脂肪が8%減少していたという研究が発表され注目を集めました。
また、このガセリ菌SP株乳酸菌は、皮下脂肪の減少や血中コレステロールの低下作用もあると報告されています。
(主に含まれている商品)雪印メグミルク「ナチュレ 恵」
③乳酸菌シロタ株
体の中にある免疫細胞であるNK細胞の働きを活発にすることによる整腸作用、ノロウイルス感染症胃腸炎の軽減など免疫力の調整、大腸がんリスク低減などの効果が期待できるそうです。
(主に含まれている商品)ヤクルト400
④1073R-1 乳酸菌
ビフィズス菌BB536株乳酸菌と同じようにインフルエンザ発生予防効果が報告されています。
あわせて風邪予防効果も期待できるようです。
(主に含まれている商品)明治ヨーグルトR-1
⑤LG21 乳酸菌
胃の中に生息して、胃がんや胃潰瘍の原因の一つといわれる、ピロリ菌の抑制をする乳酸菌です。
東海大学医学部の研究では、ピロリ菌除去治療でLG21乳酸菌入りヨーグルトを食べてもらって除去治療をした人と、そうでない人とのピロリ菌除去率の差は15%あったそうです。
以上が善玉菌を活性化させる乳酸菌、ビフィズス菌を含む商品情報です。
ただし筆者の持っている情報で全国ブランドから選択しています。
これ以外にも多くの商品があることを付け加えておきます。
ガセリ菌SP株乳酸菌などの食品を摂るには、ヨーグルトや乳製品を商品名や裏面の成分表示を見て選べば間違いはないと思います。
ここでのポイントはどのタイミングで摂るかだと思います。
そのヨーグルト、乳酸菌の摂り方、組み合わせ方を最後にレポートしておきます。
効果的に「善玉菌」を摂るための注意事項
①最後に摂る
ヨーグルト、乳製品に含まれる乳酸菌は胃酸に弱いので、胃酸が薄くなる食後のタイミングにデザートとしていただきましょう。
②オリゴ糖や食物繊維とあわせて摂る
乳酸菌の「エサ」となる食物繊維やオリゴ糖を多く含む野菜や果物とあわせて摂ると効果がより期待できます。
③賞味期限の早いうちに食べる
乳酸菌は出荷後にだんだんと減るので、購入後早めに食べましょう。
④とりあえず二週間は続けてみる
乳酸菌の効果はすぐには出ないので、まず二週間は続けてみましょう。
今回の情報は、前回に引き続き腸年齢の若返りをテーマに機能別商品情報をレポートしてみました。
だんだんと寒くなってきましたので、温かい飲み物がおいしい季節です。
暖かい飲み物は胃腸にも良いので、ぜひ、上記の商品と併せて、クリクラの温水を使って胃腸を整えてください。