理想的な浄水器とは
クリクラはおいしくて、安全なお水をご提供しています。
その安全なお水は、逆浸透膜方式(RO膜)のフィルターを使いつくられています。
逆浸透膜(RO膜)を利用した浄水器
水の達人・小島貞夫氏は、理想的な浄水器について著書の中で次のように書いています。
“水道水源がこれほど汚れてしまっては、おいしく安全な水をつくるのは容易なことではありません。しかし、考えてみると、飲む水は水道水の内、わすか1%にすぎないのですから、トイレ、風呂、洗濯などに用いる98~99%の水は今のままでも差支えないはずです。そこで、飲み水だけを各家庭に”夢の浄水器”を用いて浄化したらどうでしょう。経済的にも容易に問題が解決するのではないでしょうか”
小島貞夫『水道水-安心して、おいしく飲む最新常識』
ここで小島氏が言う”夢の浄水器”とは、「有害、有毒な物質はすべて取り除き、有益、必要な成分は取り除かないといった性能を備えた浄水器」です。
だからこそ、”夢の浄水器”なのですが、これに最も近いものが、逆浸透膜方式(RO膜)の浄水器だといえます。
浄水器で一番重要なポイントは、フィルターの構成
“夢の浄水器”では、無撚系フィルター、中空系フィルター、逆浸透膜フィルターなどを用い、大きい不純物から順番に除去していくことになっています。
前の段階のフィルターが次の段階のフィルターを助け、保護する役割を果たしています。
この方式は、混入物質を効率よく取り除くことができ、更にそれぞれのフィルターの対応年数も延命させることが期待できます。
具体的にいえば、以下の様にフィルターによって取り除ける物質に違いがあります。
ろ紙、ろ布
直径100ミクロン前後の人毛、花粉、でんぷん、血球ガン細胞などを除去することができる。
活性炭
カルキ臭をはじめ、カビ臭の原因になる有機塩素化合物、農薬など、水に溶けた不純物を除去できる。
中空系膜、マイクロフィルターなど、一般浄水器
0.1~0.5ミクロンまでの雑菌(コレラ、チフス菌など一般細菌)、インフルエンザウイルス、牛乳・バターなどの酵母、濁りなどを取り除くことができる。
寄生虫の胞子もここで除去できる。性能のよい中空系フィルターであれば、さらに日本脳炎ウイルス、小児麻痺ウイルスも除去できる。
逆浸透膜方式(RO膜)
1万分の5ミクロンのレベルの不純物まで、きれいに取り除くことができる。
ヘモグロビン、合成染料、インシュリン、ブドウ糖、アミノ酸、トリハロメタンなどの各種塩素系化合物、合成イオン、各種ミネラル分、リチウムイオンなども取り除くことができる。(広い意味では、逆浸透膜も中空系膜を使用していますが、通常の中空系膜とは一線を画し、特に膜表面積が大きく、充填密度も大きい中空系繊維を使用したタイプを逆浸透膜方式と呼びます。)
この結果、現在の水道水で懸念されている混入物の除去状態は、それぞれの方式の浄水器性能によって、違いが現れてくることが確認されています。
1万分の5ミクロンの不純物まで取り除く逆浸透膜方式(RO膜)
一見して明らかなように、塩素・カルキ臭、赤錆・鉛、トリハロメタン、バクテリア・ウイルス、ダイオキシン、農薬・殺虫剤、ヒ素、カドミウムなどすべて「十分取れる」のは、逆浸透膜方式の浄水器だけなのです。
逆浸透膜方式(RO膜)による浄水器は、純水をつくるという機能には優れていましたが、あまりに透過能力に優れ、残しておきたいミネラルまで、すっかり取り除いていました。
クリクラでは、この逆浸透膜でつくられた水にミネラルをバランスよく添加し、日本人が飲みやすいまろやかで口あたりの良い軟水に仕上げています。
参考『水の革命』鶴蒔靖夫 著(IN通信社)